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復讐は犯罪、その背景・・・組織のリーダーとは?

この近代社会に驚くような事件です。〝いまどき?〟というのが正直な印象です。

いまどき〝必殺仕事人〟みたいな感覚なのでしょうか?世の中には実に様々な仕事があるものです。



が・・・さて。法治国家である国では〝復讐〟は認められませんね。気持ちはわかります。嫌な思いをさせられ、それの当事者が自身の家族であったりすれば尚更です。でも、ダメです。これは依頼人にも当然に責任が及ぶという事を知っておかなければなりません。

家族が嫌がらせを受けたり、危害を加えられたりした場合は、ちゃんと法的な手続きを踏むという手段があります。確かに面倒です。弁護士に相談して、費用を払って、裁判を起こして・・・・。それでも犯罪を犯して、結局は大きなしっぺ返しがくるわけですから、それを考えれば時間やお金をかけても正式に法に訴えかける方が良いです。

とは言うものの、〝復讐代行〟というキーワードでウェブ検索すると、驚く事にそういう業者が実際にあるから困ります。〝あなたの恨み晴らします〟などというキャッチフレーズで出て来るのです。職業の自由とはいえ、これは完全にアウトではないでしょうか。

探偵業も、一昔前はゴロツキのような人間たちがやっていたりして、多くの事件や問題を起こしました。しかし、探偵の仕事は証拠を収集する事が業務です。弱い立場にある人が、悪知恵のある不法者に騙されたり、生活を脅かされるような輩から、自らの正当な立場を主張し、謂れのない被害や損害を未然に防ぐために、この業が必要であり、集めた証拠が法的に認められる事も多いため、2007年にこの業に対して法律(探偵業の業務の適性化に関する法律)ができたわけです。そうは言っても、この業法では探偵業者が何をやっても良いと認められた訳ではありません。すなわち〝他人の平穏を害する行為であってはならない〟という文面がそれを意味します。

もし、〝復讐代行〟が業として行われるのであれば、業法は絶対に必要です。ところが、この業が認められる事はないでしょう。なぜなら、これを認めてしまったら警察は要らない事になってしまい、世の中は無法地帯と化すでしょう。言わずと知れた事です。では、何故このような業が存在し、何故、これに依頼する人がいるのでしょうか?

要は、世の中全体的に、〝人〟の質が低下している証だと思われるのです。この〝やられたら、やり返す〟という考え方は、言い方は悪いですが正当な手段があります。それが訴訟であり、その制裁が損害賠償であるわけです。これは言ってみれば〝やられたら、やり返す〟と同じ事ですが。でも、交通事故で怪我をさせられた人が、今度はその加害者を車で轢く等という事をするでしょうか?普通はしません。その被害に応じて、まず民事で損害賠償請求を法的に認められ、損害賠償額がその加害者に対する制裁であり、悪質な場合には刑事責任も問われて刑務所にいったり、執行猶予などの刑を与えられるようになっているのです。

この復讐代行を依頼した場合には、相手に対する直接的な制裁であり、自身はうまくいけば罪を逃れられるという事ですから、その相手よりも、より悪質なのは被害者であったはずの依頼者という事になります。これをやっても良いとい考える人がいるから、これを商売にしようとする人もいて・・・まあ、どっちが先か後かの議論もりますが、いずれにしてもこれは〝人の質〟の問題なのではないでしょうか。

探偵業界にも、法律があるとはいえ、探偵業を行いながら、〝別れさせ工作〟や〝夜逃げ屋工作〟を商品にしている業者もあります。何度もいうように、探偵は真実を明らかにする事や、その証拠を収集する事が仕事です。人の心を操作するような事は決して行ってはなりません。あるいは、どうしても〝別れさせ屋〟をやりたい、需要がある、というのであれば〝探偵業〟の届出を返上して行えば良いのです。そうする事で、これが正しい業であるか否かは世論が判断をくだすでしょう。探偵業の届出をして、探偵業として〝別れさせ屋〟を行なう事は、〝探偵業を隠れ蓑〟として行っているだけの事で、これによって世の中の人の探偵への評価が〝同じ穴の狢〟と思われてしまう事にもなり、業者としては大変迷惑な話なのです。

しかし、探偵業も届出制に留まっていますから、人の〝質〟を問われる事は同じです。別れさせ屋などやらず、探偵業務だけを行っている人の中にも問題と思えるような事をしている業者もあります。今回は、あえてこの事には触れませんが、どんな職業でも、どのような被害にあった人でも、全ては〝人・人・人〟であり、〝人の質〟で大きくかわります。また、大切なのは業者であったり、団体であったり、広くいえば国であったり、その上に立つ人の質によって全てが変わってしまいます。

だからこそ、〝リーダー〟というものは〝責任がある事〟という事をしっかりと肝に銘じ、後進の指導にあたりたいものです。

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