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探偵に相談の重要な注意点



さて。〝夏〟。子供たちは楽しい事ばかりですね。ただ、どうしても毎年,夏になると解放感からか、非行に走ってしまったり、悪い輩と関りをもってしまったりという子供たちも多いと聞きます。特に中学生から高校生のお子さんをお持ちの親御さんは何かと心配が絶えない事と思います。


ところが、解放感がもたらす問題は、実は子供たちだけではないですね。大人も然りです。解放感がもたらす大人の問題・・・・やっぱり、〝浮気〟ですね。


夏前、夏最中になると、このご相談は比較的に増加傾向にあります。


そこで、皆さんは法律事務所か探偵にご相談に行かれるわけですね。法律事務所でも、実はすべて良心的か?と問われれば、絶対に安心という事は言えません。ほとんどの法律事務所は問題ないかと思いますが、中にはあまり好ましくない弁護士もいるにはいます。


しかし、一番の問題は探偵ですね。法律事務所に行かれても、結局は〝証拠〟は欲しいと弁護士から言われる事が多いでしょう。それでも、探偵をあまりお勧めしないという弁護士もいます。


何故でしょう?


これは、明らかに探偵事務所に問題があります。以前からこのブログだけでなく、他のSNSブログでも書いていますが、探偵事務所や探偵業界に大きな問題があるからです。


探偵をお勧めしない弁護士の一番の理由は、何と言っても〝高額な料金〟です。


よく、Webなどで探偵を検索すると、〝良い探偵の選び方〟というサイトを見かけますね。


これを鵜呑みにしてしまうと絶対に危ないのです。そもそも、このようなサイトは探偵事務所が作成しているサイトが多く、最終的に自社に誘導するような目的があったりします。


〝良い探偵の選び方〟をあえて言うならば、まずはその探偵事務所に実際に行かれる事です。


それでも、行ってからが実は本当の〝勝負〟です。勝負って、別に戦うわけではないのですが、行ってから、如何にその探偵事務所が信頼できるかどうかを見極める重要な場面です。


《探偵事務所に行って惑わされるケース》


探偵事務所に行って、ご相談者が一番惑わされるのが〝門構え〟です。立派なオフィスビルにあって、大きな立派な看板があって、訪問するといかにも綺麗な女性が対応して、立派な会議室に通される・・・・


でも、これって理想ですね。この〝門構え〟というのは、お客様(ご相談者)をお迎えする〝姿勢〟の表れでもありますから、マンションの一室や個人宅などよりは安心な気持ちになるのは当然で、これが人間の心理というものです。


そんなに立派ではなくても、お客様(ご相談者)を迎える〝姿勢〟は、その事務所の第一印象にもつながりますから、最低限〝よく整頓され清掃されている〟とか〝言葉使い〟とか、こういったものは見極める重要なポイントになる事は間違いありません。よく、調査機材が見えるところに置いてあるとか、如何にも探偵事務所というような雰囲気をあえて見せるとう探偵社があると聞きますが、これは全く意味がないと思います。単に〝虚勢を張る〟事にしか見えませんし、実力のある探偵がやる事ではないと思います。


一番は、悩んでいたり困り果てて探偵事務所を頼って来られた方が、安心して来所できる環境作り、これが〝姿勢〟というものです。


確かに、会社や事務所の〝門構え〟は〝姿勢〟の表れですので重要なポイントではあります。重要なポイントではありますが、これも逆に立派に見せる事での〝虚勢を張る〟という場合もありますので、あくまでも前述した最低限の〝姿勢〟という事にとどめ、これだけで信用する事は危険です。危険という意味は、人間の心理で〝オフィスが立派〟という事ですっかり安心してしまい、それ以降の探偵事務所からの説明をすべて信じてしまいやすいという事です。


次に、担当者がご面談して、ご相談者はご相談内容や現在の状況などについてお話をする事になります。


まず、その担当者の属性が何かを見極めましょう。その属性とは大まかに次のようなものです。


⑴専門の相談員・・・・調査現場の経験はないが、カウンセラー(自称もいる)

⑵引退調査員・・・・・現在は現場には出ていないが、過去に豊富な現場経験がある

⑶現役調査員・・・・・常に現場に出ている人

⑷営業相談員・・・・・⑴と同様で、且つ契約まで担当する人


⑴、⑷に問題がある事が多く、⑵か⑶が理想といえます。なぜなら、⑴、⑷は現場経験がないので、調査手法やお客様が望まれる内容と嚙み合わない事が起こり得ます。⑵と⑶でも、安易に法律論を語ったり、例えば浮気調査で相手方に慰謝料を請求する際に、探偵の費用が損害として認められて相手方に請求する事ができるなどと言う場合には、信用して良い探偵とは言えません。


こういった事も踏まえて、では総合的にどう見極めれば良いのでしょうか?


ご相談をして、次のような事があったり感じたりしたら、その探偵事務所は見送るべきです。


⑴「すぐにでも調査をやりましょう。」と契約を急かす。

⑵契約をしないと、帰りにくい雰囲気

⑶調査員の増員を勧め、納得のできる理由(説明)がない

⑷高額な料金の前払いが必要


他にもありますが、とりあえず他社にご相談して当事務所に来られたお客様から聞く、近年の傾向から、⑴~⑷が多いように感じます。


⑴、⑵は、論外です。まれに〝速やかに実施〟が必要なケースもありますが、これはお客様が決める事で、その必要性はお客様自身が一番わかってるからです。特に〝急かす〟事を感じたら、契約はしない事です。


⑶は特によく聞く話ですが、3名、4名の調査員の増員がないと難しいと言って、単価が上がり高額になるケースです。調査員は基本的に2名で行えます。増員が必要なケースは、徒歩、車両、バイクの併用が必要であったりする場合などですが、それでも4名という増員が必要な事はほとんどなく、あるとすれば対象者を尾行すると同時に、接触者の尾行も必要になるケースで、これは法人様の調査ではある事ですが、個人様の特に浮気調査ではあまり考えにくい事です。


⑷高額な料金の前払いも、よく聞く話です。特に〝パック〟料金のようなシステムで、例えば100時間を想定したような契約の場合、〝余ったら返金します〟と契約するものの、結果としては「すべて使われました」というお話をよく聞きます。


高額な料金の前払いで多いのは、200万円とか300万円という契約内容です。


以前に何度かブログでも書きましたが、100万円を超えるような浮気調査は稀であるといって良いでしょう。絶対にない事はありません。しかし、これを超えるようなケースは、あくまでもお客様の意向がかなり強い場合です。中には「もう証拠も撮れましたから、これ以上の調査は必要ありません」と説明しても、お客様の中で何か考えがあるのか、あるいは気になるだけなのか、ご自身の意思で調査継続を希望される方もいます。


まず、皆さんの気持ちの中で、ある程度〝予算〟というものの目安を持つと良いでしょう。


その中で、浮気の調査料金が50万円を超える見積もりは、とりあえず限界という気持ちを持っていて下さい。


全予算が10万円という場合には、できる場合と、できない場合があります。それでも、詳細をお聞かせ頂かないと、できるか、できないかの判断もできません。


そのため、一般的な探偵の料金を〝高いから〟と決めつけない事も大切です。現に、当事務所で10万円の予算で完結できたお客様も多数いらっしゃいます。


予算の事や、現在の状況の事など、時間をかけて相談ができ、できる事、できない事を明確に説明してくれる探偵事務所が好ましい事は言うまでもありません。調査実施や契約を急かし、且つ高額見積もりをする場合には他社との相見積もりを取ったり、改めてご友人やご家族など、信頼できる方とご相談に行かれる事もお勧めします。


一緒に行ってくれる方がいない場合には、これまで前述した通りの心構えで行かれてください。


くどいですが、


〝門構え〟は重要。でも、それに惑わされない事。


相談員は調査現場を知っている人が好ましい。


調査員の増員に疑問を持つ事。


高額な料金に疑問を感じる事。


自分の中で予算は明確にしておく事。


これらのチェックをご自身で行って、良い探偵に出逢われて下さい。東京都内は基本的に優秀な探偵が多いのは事実です。


あとは、その探偵の会社(事務所)と担当者の人間としての、〝質〟の問題です。






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