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浮気調査「安い」「最安値」「格安」の錯覚
今回は、ウェブ検索などでの広告の〝安い〟という、
探偵の料金、本当に〝安いの?〟の真実について話をしたいと思ってます。
最後まで読めば、探偵の料金のカラクリや、〝安い〟〝格安〟〝低料金〟の事が全部わかっちゃいます。

こんにちは。東京ベイ調査事務所中央です。
さて・・・タイトルの〝錯覚〟とはどういう事なのか。
皆さんが・・というより探偵を探そうと思った人が、探偵をウェブで検索すると、
「安い」「最安値」など、〝安い〟事をうたい文句に集客しているのを見かけますね。
やたらと多いですよね。
かく云う当事務所も、〝低料金〟とうたっているワケです。
でも、〝低料金〟と〝安い〟は意味が異なります。
こういう〝安い〟という、うたい文句について、業界の中でも異議を唱える業者もいますし、当事務所でも〝安い〟という探偵社について、「実は安くない」というような異議を唱えていますね。
「自分も〝低料金〟って言ってるじゃない?」
矛盾!おっしゃる通りです。
でも、あえて言いますが、違うんです。
どういう事かと言うと、
前述した、この〝安い〟とうたっている広告について、異議を唱えている探偵社も、そして当事務所も、所謂、業界の〝自称〟大手などが、そう言って実は高額な調査費用になっている事を知っているから、これを言うワケですが、
みんな、〝安い〟という事と、〝低料金〟という事を理解できないでいるのです。
安い!の勘違い
〝安い〟=〝(時間)単価〟と思いがちですが、そうではないんですね。
例えば、以前のブログでも書いたかも知れませんが、日本の探偵事務所の殆どが一人親方、あるいは、せいぜい二名~三名くらいで運営しているので、横のつながりで〝外注(届出業者)〟を多分に漏れず使っているワケです。
とくに、〝大手〟なんて言っているところは、多額の広告宣伝費を使ってますから、〝外注ありき〟というのが割と多いのです。
細かい事はさておき、
2,500円とか言っても総額が高くなる
まず、本当に格安〝2,500円~〟とか、〝3,000円〟とかをうたっている探偵社は、自社の調査員しか使う事できないし、しかも調査員一名の金額で、一般的な調査はは難しいのではないか?と思えるワケです。
そうなると、言っている事が事実なのか。
あるいは結局、自称大手がよくやる手段で、調査員の増員が必要だと言って金額が上がるのか。下手すると、素人みたいな調査員が現場にでるのか・・・という想像すらできちゃうワケです。
なぜなら、外注を使うにはギャラの〝相場〟というのがあるからです。安すぎれば外注を使う事はできません。
外注と簡単に言いますが、外注が悪いわけじゃありません。
どんな業界でもある事です。
建築、外壁塗装、内装などの業界でも、職人は所謂〝外注〟ですよね。
探偵も職人と同じような職種ですから、腕の良い調査員を外注として使うのは、当たり前のように行われている業界なワケです。
付け加えるならば、これまでもブログで明かしてきましたが、ひとつの事務所で現場に出られる調査員を何十名とか抱えている探偵系の調査事務所や調査会社はありません。
よく宣伝や広告、チラシなどで大人数の写真を載せていたりしますよね。あれは、あり得ないです(笑)
さて。外注を使う事のメリットは、一人一人が届出をする業者なので、そこに責任感が持てるからで、自社で多くの調査員を抱える事は、特に探偵系の調査事務所にはかなりの負担になるため、人件費を押させられるワケです。
また、この業界は固定給社員の調査員が必ずしも良いとは限らないと言えます。
さらに、外注を使うメリットは様々な調査員と組む事で、参考になる事や自分にない技術を学ぶ機会でもあって、各調査員がさらに腕を上げるために有効だし、お互いに切磋琢磨して、調査員として成長できるという利点もあるワケです。
当事務所でも、自社の調査員と外注を組ませる事はよくあります。
もちろん、責任の所在は全て依頼を受けた会社や事務所にあります。
話は少し逸れましたが、本当に〝安い〟安すぎる調査料は、そういった良い調査員を使う事はできないし、まず外注であれば、受けてくれないのがオチです。
料金を単価で考えてしまう間違い
要は、〝単価〟ではないのです。
例を挙げると、仮に〝一時間2,500円〟のAという探偵社があったとして、しかし、これは間違いなく一名の金額ですから、最低二名使うのが普通なので、一時間5,000円という事になります。
この探偵社が、浮気調査を受けて、結果を出すのに一日10時間やったとします。これで結果が出れば50,000円(経費は考慮せず)ですから、これは〝安い〟です。
でも、安い調査員を使ったために、なかなか証拠となり得るような結果が得られず、これを10日間やれば、単純計算で誰でも分かりますが、50万円という事になりますね。
一方で、仮に一時間20,000円のBという探偵社が依頼を受けて、同じように一日10時間調査を行い一日で結果を出してしまうと、これも単純計算ですぐに分かりますが、20万円という事になります。
実際、こういう事が大変多いのが実情です。
ところが、一時間20,000円の探偵社が、一時間2,500円の探偵社と同じような調査期間を実施したり、そういう見積もりを出すので、多くの高額請求されたという依頼者が後を絶たないワケです。
Bという探偵社がAという探偵社と同様に、結果は出ていながら10日間調査を行ってしまったり、そういう契約をしていたら200万円という事になって、Aという探偵が断然安いという事になっちゃうワケです。
問題は調査の中身
これだったら、2,500円のAという探偵社の方が〝安い〟ですよね。
でも、中身から考えると果たして本当に〝安い〟と言えるでしょうか?
もしも、Aという探偵社がBという探偵社と同じように一日(10時間)で結果を出したら、これは〝安い〟と言えるんです。
でも、もしも結局50万円かけていたら、これは安いとは言えず、すなわち〝低料金〟でもない、という事になります。
これが、〝安い〟と〝低料金〟との違いです。
Bという探偵社が、一日で結果を出した場合、〝低料金〟と言える理由は調査員と調査力のクオリティが高く、探偵社の事務所としての質も高いので、単価は高いけれど、結果としてAという探偵社よりも優れた内容だからです。
当事務所は、流石に一時間20,000円ではないですが、問題は短期で結果が出せるものを、何日もかけたり、一日長時間をかけて調査をする事なのです。
嘘を依頼者にいう探偵社は詐欺師と同じ

たとえば、当事務所での実例(Google口コミのお客様)で、予算がない、という浮気調査のお客様でしたが、
「12万円くらいでした。」と喜んで下さいましたが、当事務所としては損はしていないのです。もちろん、当事務所の単価は、〝激安〟とかではありません。
単に、それで出来る〝やり方(方法論)〟をしっかりと、やっただけの話です。どこの探偵社でも、やり方さえ間違えなければ同じ結果を出せたはずです。
さらに、よくある探偵社では、「一回では証拠が弱い。最低二回、三回はやらないと・・・」となるのです。
もし、二回やったら24万円。三回やったら36万円ですよね。
でも、数回やらなければ証拠として弱い、なんて誰が言ったんでしょう?
これって、完全に嘘なんです。
事実、このお客様は、あくまでもお客様のご希望で弊社が弁護士をご紹介し、それで不貞相手の女性に約200万円ほどの慰謝料を勝ち取っているワケです。
もしも、二回、三回やっていたら、まさに無駄な費用ですよね。
自分で言うのも何ですが、これが〝いい仕事をした〟であり、〝低料金〟という事ではないかと思うワケです。
必要以上に日数を増やしたり、時間を費やしたり調査員の増員をしない。
しっかりとした方法論で調査を実施する事。
これが一番大切です。
探偵事務所も、ちゃんと利益は出る。お客様も不必要なお金は払わなくて済む。
まさに、ウィン・ウィンですよね。
だから、〝単価〟じゃないワケです。
これは単に、一言で言えば
〝正しい事をする〟だけの話です。