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賢いご相談者のご提案

探偵に依頼する時に、悩む問題のひとつとして、こんな事があると思います。
例えば、配偶者による浮気の調査をご依頼されるのですが、その日程は〝当日〟にならないとわからない。
このような場合、たいていの探偵社は予定が組みにくいものです。〝当日でも大丈夫〟という探偵事務所もあるでしょうが、正直、この探偵事務所は大丈夫?という疑問が生じますね。
なぜなら普通、忙しい探偵事務所は予定が詰まってますし、当日の当日で対応できるという事は、調査員が多数在籍していないと困難です。ところが、これまでブログでも暴露していた通り、そんなに多数の調査員を抱えている探偵事務所は殆ど存在しません。
〝大手〟とうたっているところでは、さらに調査員など抱えているところはありませんから、大抵は〝外注〟という事になります。問題は、その外注でも〝引っ張りだこ〟の調査員は、いつも忙しくしてますから、〝当日の当日〟に対応できる調査員は、暇な調査員という可能性が高いので、その分、年齢や経歴、実績があまり良くないという場合もあります。
当事務所でも、〝当日にならないとわからない〟というお客様がお越しになられます。
このようなケースでは確実に〝当日〟動けるかわかならいので、時にご依頼を受けられるか困ったりもします。
この問題を解決するために、ある賢いお客様がいらっしゃって、逆に提案されたのが、次のようなご提案です。
『当日、不貞の動きがありそうだ、と分かった時、できるだけ早く連絡をしますので、その際に調査員が動けらた動いて下さい。もしも動けなかったら、次の機会で結構です。』
このご提案には当然、メリットとデメリットがあります。
先にデメリットを言うと、せっかくのチャンスを逃す事になります。
メリットは、仮に前もって、その〝当日〟はあるかもしれないという事を前提に、当日動く事がわかったら動き、なかったら中止で、という事になっていますと、〝なかった(中止)〟という事になった場合、調査員の待機(他の調査に出られないため)のキャンセルになるので当日のキャンセル費用が発生しますが、
最初から待機の必要はなく、あくまでも〝空いていたら〟という事が前提になるので、キャンセル費用は発生しないという利点です。
ただし、デメリットの〝チャンスを逃す〟という事は否めませんが、ご相談者の中で、配偶者の不貞行為と思われる行動は頻繁であり、調査をすれば結果を得られるという見込みがある場合には、このご提案は有効であると思います。
ただし、証拠を得るまで、少しの間を辛抱する事が必要にはなります。
それ以外の方法になると、パック制か成功報酬制度で、探偵社にあらかじめ自身で分析した(あるいは探偵社と打ち合わせした分析)で、可能性の高い曜日などを絞り、調査実施の日程は全て探偵社にお任せするという方法です。
しかし、特に成功報酬の場合には、探偵事務所側も、〝成功する可能性(確率)〟が高い、言い換えれば〝確実に不貞をしている〟という判断がないと、なかなか受ける事は難しいでしょう。
そう考えると前述した、〝あるご相談者〟のご提案は、予算を抑える観点でいえば、もしかしたら理想かも知れません。
したがって、ご予算の少ない方や調査日が絞れない方は、このご相談者のご提案か、成功報酬制度で探偵事務所に任せる、この二つの方法をご検討されると良いかも知れません。